
3月4日(日)、むつ市のマエダ本店、中央店の2ヶ所をお借りして、被災された地域の一刻も早い復興に協力しようとむつ下北地区の商工会青年部(6青年部で構成)の部員約30名が募金活動を行ないました。
雪が混じるほどの寒い天候に、何度も心が折れそうになりながら…
でも、自分達より計りしれない寒い思いをしながら生活している被災者がいることを考えると寒いなんて言っていられず募金活動を続けました。
募金に協力してくれる方のなかにはこんな方々もいました。
「町内会でも職場でもあらゆるところで募金してるよ、早く復興できるように頑張ろうね」
「私に募金活動をしろって言われてもなかなかできないから、こうやって寒い中でも頑張ってくれてる人たちがいると助かる。」
「今までの生活もやっとだったのに、私たちも間接的な影響があり、更に大変になった。でも被災地の大変さはこんなもんじゃないよね。だから一日でも早く復興してほしい。募金活動頑張って!」

母親と7歳くらいの娘の会話
母親「募金をするかどうかを自分で考えて、募金をした方がいいと思ったら募金して」
娘「早くみんなが元気になってほしいから募金する」
と言って、自分のお小遣いが入った財布の中から募金をしてくれました。本当に涙が出る想いでした。
たった6時間という短い時間のなかで「一刻も早い復興を願う」方々、自分の限られた小遣いの中から募金する何人もの小さなお子さんの姿に出会うことができました。
実際に被災された方々もいらっしゃいました。
・石巻の方は涙を流しながら「ありがとう」と言ってくれました。
・宮城の方は「私たちのためにありがとう」と言いながら自分が被災されたにも関わらず募金しました。
このお言葉が、青年部員の心に響き、寒さに負けることなく続けることができたと思います。
また、この募金活動がスタートで、今後長期にわたる支援活動を続けていくことが私たちの使命です。
青森県の仲間が、東北地方、日本の仲間が、そして商工会青年部という仲間が被災している情報も多数あります。
我々商工会青年部員は地域経済を支え、牽引する商工業者でもあります。
震災により停滞してしまった被災地エリアをはじめとする国内経済を盛りたて、活性化する使命があります。
商工会の本分である地域商工業を活性化させ、甚大な被害を受けた東日本をカバーして日本経済を支え、被災地の一日も早い復興、元気な日本を取り戻すための意識的な努力を我々が行なっていかなければなりません。
私たちは携帯電話や財布を無くしたらパニックに陥ります。しかし、被災された方々は着のみ着のまま避難し、多くの財産を津波に流された方も多くいます。間接的な影響だけで「大変だ大変だ」と言ってられない。協力できることはみんなで協力し、復興に役立つような活動をしていきたい。
商工会青年部の機動力を発揮し、被災地の復興に役立ちたいという想いを届けることを約束し、今後も募金だけでなく、復興のための活動をしていきたいと思いますので御協力をお願い致します。
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