下風呂温泉郷の歴史

        昔の下風呂温泉郷 中央奥の白い建物が「大湯」
        昔の下風呂温泉郷 中央奥の白い建物が「大湯」

下風呂温泉は室町時代から刀傷や槍傷に卓効のある湯治場として有名で、人々の足音がたえることがなかったといわれています。下風呂の名は、アイヌ語のシュマ(岩)・フラ(臭い)に由来すると言われ、その名の通り温泉全体に硫黄の香りが立ち込めています。

 

下風呂温泉は「大湯」「新湯」の2箇所の湧口がよく知られているが、海岸から約100メートル山手の高台に右手に大湯、左手に新湯の共同浴場があります。100メートルも離れないところに大湯と新湯の泉質の違う温泉が2箇所あるのは全国的にも珍しく、また、海辺から湧いている温泉「浜湯」もあり、下風呂温泉郷全体で3箇所の源泉があるのはこれまた珍しく、温泉ファンにはたまらない名湯がある温泉郷がここ「下風呂温泉郷」です。