三種の湯 源泉別温泉効能

下風呂温泉は「大湯」「新湯」の2箇所の湧口がよく知られているが、海辺から湧いている源泉「浜湯」もあって、下風呂温泉郷全体で3箇所の源泉があるのは珍しい。 

 

●大 湯 系(白濁)

 泉質:酸性・含硫酸-ナトリウム-塩化物・

    硫酸塩泉(硫化水素型)

 源泉の温度:66度(季節や天候によって異なる)

 効能:切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、

    慢性婦人病、糖尿病、動脈硬化症、

    筋肉や関節などの痛み、消化器疾患

 

●新 湯 系(透明に近い)

 泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉

   (硫化水素型)

 源泉の温度:95度(季節や天候によって異なる)

 効能:切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、

    慢性婦人病、糖尿病、動脈硬化症、

    筋肉や関節などの痛み、消化器疾患

 

●浜 湯 系

 海辺地1

 泉質:ホウ酸-食塩硫化水素臭

   (緊張低張性高温泉)

 

 海辺地2

 泉質:ホウ酸-含硫黄-

    ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型)

   (低張性弱酸性高温泉)

 

 効能:切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、

    動脈硬化症、高血圧症

 

療養泉の一般的適応症(共通)

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、

くじき、慢性消化器疾患、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進